営業マンコミュニティの破天荒自慢が気持ち悪い

くまおさんは営業マンなので営業マンコミュニティと関わることがよくあります。
主に飲み会です。

自社内に限らず、お取引先との食事会もあります。

大体50代以降の方がいる飲み会に参加すると、自身の破天荒自慢が始まります。
そのほとんどが女性とお酒とギャンブルです。

若い時は毎晩飲み歩いて、女性と遊んで、競馬パチンコ麻雀に明け暮れた的な話です。ほぼデフォルトです。本当にデフォルトです。おじさまはみんなこの話をします。正直聞き飽きた。
そして、くまおさんにも同意を求めてきます。くまおさんも営業マンなので、わざわざ飲みの席で相手の気分を害する必要もないですから、適当に話を合わせます。

「男だったら常に女を落とす気概持たねばならん!」「港すべてに女がいる」みたいな事に話が終息します。毎回・・・本当に毎回。
女房の話は大体悪口。あーめんどくさい。

これは特定の誰かを想像しているわけではなく、50代以上のトップに近いセールスマンや社長は大体同じことを言います。

くまおさんも若い頃は、そういったコミュニティしか知らなかったので、営業マンとはそうあるべきなのかもしれないと勘違いしていました。しかし、その後くまおさんも年齢を重ねて色々なコミュニティに触れる機会が増えて感じたことがあります。

営業マンって下品

くまおさんは営業が好きではないと言っていますが、こういう営業マンコミュニティも含めて好きではないです。でも幸いにして、比較的営業が得意だったので、すべてに迎合しないでも生き抜いてこれました。

上記の様な土壌があるので、接待されるときは2次会で女性のいるお店に連れてゆかれます。
くまおさんもそれなりの年齢なので、喜んでいるフリをしますし、翌日にはお礼の電話を入れます。でもね、実際には面白くないです。
自分よりも年下の女性とキャッキャッと話をしても、あまり面白くないのです。ここで前段の話につながりますが、接待主は「男だったら常に女を落とす気概持たねばならん!」と、くまおさんも考えていると勘違いしているので、すれ違いが起こります。「キャバクラの女性を攻略する楽しみ」を強要されている感じです。

六本木や銀座ではないので、一晩で精々1人5万円位ですが数人同時に接待すれば、まあまあの額です。
それだったら、例えば帝国ホテルの鉄板焼きにでも招待してほしいし、シルクドソレイユの公演に連れっていって欲しい。ホテルミラコスタの宿泊券を下さい。

くまおさんに限って言えば、ギルドやテイラーのアコースティックギターを買ってくれた方が断然うれしいし、やる気が出ます。

それでも、接待主はくまおさんが喜ぶと思って接待してくれているので、それはとてもありがたい話です。だからこそ本当の気持ちは言えない・・・。
こういうのも含めて営業マンのコミュニティにはくまおさんは向いていないと思います。

ステレオタイプの営業マンって本当に多いのですが、そうではない営業マンも存在しますす。ところが、総じて成績が悪い。
くまおさんは営業成績上位者と同じコミュニティに属する事が多かったので、その違和感だけは無くなりませんでした。

もっと上級のコミュニティに行けば、洗練された接待とか受けられるのかな~と感じる今日この頃です。