ごめん、電話をかけてこないでほしい

これは結構燃える議論ですよね。ホリエモンが電話をかけてくる奴とは仕事をしないといって燃えていました。くまおさんは実体験から語ろうと思います。

くまおさんは複数の事業を行っています。現在くまおさんデスクの電話機には4本の回線が入っており、ビジネス用のメーラーには13のメールアドレスが設定されています。

まず、営業電話。これは本当に邪魔です。多いのはネット回線、保険、人材採用です。各々懇意にしている会社が既に存在しているので、今のところ乗り換える予定がありません。だからシャットアウトしたい。そこで、かかってくる電話は片っ端から着信拒否設定にしました。先方には常に話し中に聞こえます。

そして、非通知電話。今時少ないのかもしれませんが、建設業許可を持っていると右翼等から電話がかかってくることがあります。これが大体非通知です。今時非通知でかけてくる会社は全うではないと判断し、非通知も着信拒否です。

そして、くまおさんからはなるべく電話をしないようにしています。LINEのWindowsアプリを入れて、PC上で書き込んで送信することで、スムーズ対応できています。

隣で、お父さんがライオンズクラブのおじさん経営者仲間と電話でやり取りをしています。散々話した後に、ほぼ確実に「じゃあ、今いった内容をメール(FAX)で入れといてください。」と言っています。じゃあ最初からメールでいいじゃ~ん。むしろ今時FAXってなんだよ~。

「送ってもらったFAXがよく見えないから、メールで送ってくれる?」とか言っている日には、バカなの?ねえ、バカなの?と頭のはてなが消えません。

複数の事業を行っているため、電話に出られない事が多々あります。そこで、お問い合わせフォームに「少人数で運営しているため、電話に出られない事があります。必ず返信しますので、なるべくメールにてご連絡をお願いいたします。」と書いておきました。

それでも商社とかは電話して来るんだよな~「御社の製品に興味がありまして、是非一度ご面談を・・・。」みたいな。前の記事で書きましたが、真心、誠実、浪花節の演出ってことだと思います。先輩から習ったのでしょう。でもね、メールで送ってほしい・・・・。そういった案件も結局は住所やら、案件内容やらで再度メールすることになるのです。商社さんなら基本的には会いますよ。

そんな中、くまおさんに朗報が!それがコロナ禍です。これによって、会社電話を公式に断ることが可能になりました。

「当社ではリモートワークを実施しています。お問合せはメールにてお願いいたします。」

と書いてよくなったのです。それでも電話してくる人はしてくるのですが(高齢の経営者が多い)、電話数はかなり減りました。全事業合わせても一か月で20本くらいです。1日中電話が鳴らない穏やかな日も珍しくありません。

出来れば電話番号表記を消したいくらいなのですが、さすがにそこまでの勇気はまだありません。

それによって何か困ったことがあるかというと、全くありません。仕事はメールでスムーズに進みますし、見込み客集客にも特に影響は出ていません。よく考えたら、見込み客の新規の問い合わせに関して、電話を架けてくるよりもメールを送るほうがハードルが低いので、問題ないですよね。また、商品柄メールで内容を書けないようなお問い合わせは進展が見込めないので、不要だという背景もあります。

新規営業系の会社はまだまだ電話は切り離せない営業手段だと思います。ただ、ほとんどの会社においては電話はかけなくてもビジネスは回るし、むしろその方が無駄が省けると思います。

こんな話をすると、会って打ち合わせたほうが理解が進むという人がいます。それも一理ありますが、むしろ、最初の段階では、文字に起こして説明できない様なビジネスってそもそもどうなの?と感じています。