SEOの本を沢山読んで何か違うなと思った話。

何か違うんですよ・・・コレジャナイ感がすごいんですよ。
とりあえず、Amazonで10冊くらい電子書籍を入手して読んでみました。
と言うのも、先輩の会社のウェブコンサルを行う事になり、くまおさんの独学の知識を伝えるだけでなく、ちゃんと社会的コンセンサスもある、全体的な仕組みを伝えてあげたいなと思ったので、書籍に頼ろうと考えたわけです。

この手の書籍に関しては幾つかの系統に分けれているなという印象。

①大手ウェブ会社で現在働いている人とその社員が書いた物
②零細ウェブ企業の社長が書いた物
③アフィリエイターが書いた物(書籍ではなく情報商材やブログなどの形態が多い)

予想通りと言えばその通りなのですが、むしろ予想通り過ぎて力が抜けてしまう感じでした。端的に言うと「役に立たないかなぁ~」という感じ。

これまた端的に言うと、①の場合は大手企業を想定しているケースで、ある程度ウェブに対しての資金力がある会社が対象になっています。そして、多分書いている側もあまり「分からせよう」という意識が無い感じ。
多分お金のない会社は、組織としては相手にしてこなかった(そりゃあそうです)のだろうな~という感じです。

「簡単にわかってもらっちゃあ困る。私の仕事はそんなに甘くないよ。」みたいな感じがページから伝わってきます。
「簡単」とか「最も」とか「誰でも」とか「すぐに」などと書いてあるのですが、予備知識がないと読めない様な事ばかり。
そして、1冊で話をまとめようとしている無理やり感から、必ずアナリティクスやサーチコンソールといったツール活用、分析の話をし始めます。
上記はその後、小難しい話に終始し、読み終わった頃には「なんだこれ?」という感覚に襲われました。一応、くまおさんは読めば大体の内容は理解できるだけのスキルを持っています。

しかし、くまおさんの肌感覚としてはアナリティクスというのは結局のところ過去データなので、参考にはするけれども、本流ではないなとと感じているので、「何か違うんだよな~」と感じてしまうわけです。

小難しい話は脇において、これらの書籍の何がダメなのかを考えてみました。そこで明確に言語化できたことが下記です。

・既に販売マーケットは存在していて、パイの奪い合いについて書いている
・既に多少は売れている製品が対象
・ペルソナ(想定顧客)が大方決まっている
・少ない費用でという認識がウェブ予算月額30万円~位。

ですから、多分くまおさんの際を見てくれている人が求めているような、

・少額で月額0円~
・そもそも、誰も売っていない自社商品でブルーオーシャン
・商品パッケージすらこれから
・ペルソナすら決まっておらず、これから探る(誰が買ってくれるのか分からない)
・営業マンとしてウェブを学ぶ。知識0、むしろマイナス。みたいな人

こんな人には全く届かない内容になっているのです。
でもどうでしょう?コロナ禍でくまおさんの記事を読んでいる人ってこんな感じではありませんか?

くまおさんは元々個人宅の訪問販売を行っていたガチガチのセールスマンです。
その後も、ウェブとは関係ないセールス畑を歩み、会社を辞めたい一心で始めたアフィリエイトでそれなりに稼ぐことが出来て、現在のウェブ知識を得ました。
そこで、感じていることは「ウェブはセールスマンが学び、作るべき」という事です。

結局、ウェブでもリアルでもお客様に物を買ってもらう、紹介する、知ってもらうというゴールは同じで、その際に使用する道具が異なるだけで、やる事はほぼ一緒です。

くまおさんはウェブ言語は分かりませんし、プログラムも書けません。
アナリティクスやサーチコンソールも詳しく分析は出来ません。しかし、それでもウェブで売りますし、集客しますし、新規開拓しますし、売れます。

話を戻して、②の零細ウェブ企業の社長が書いた本は、ところどころ参考になりました。ウェブ実践で戦えるスキルが最低限ある人や、ウェブ会社の人が読む分には参考になると思います。

何だかんだで世間のイメージ通り、「大企業のやつらはきれいごとばかり並べやがって・・・」「零細企業の社長は現場が分かってる」みたいなことが、その通りに本で体現されていたので、かなりゲンナリしました。新たな発見を求めていたのに・・・。

零細ウェブ企業の社長と言うのも多くのケースで元々は大手ウェブ企業のサラリーマンだったりするので、やっぱりウェブ頭でっかちな解説がおおいなという印象です。
まあ、何というか・・・育ちがいいんですよね。
少なくとも大卒ですし。

正直な所、ウェブで行う底辺からの新規開拓というのは、もっと育ちが悪い奴が向いています。アフィリエイター基本属性は「社会不適合者」という理由がよく分かります。アフィリエイターの人ごめんなさい。

そりゃあ、お金が潤沢にあって(月のSEO対策費数百万、広告費別途1千万みたいな)、マーケットも存在し、ペルソナも決まっている会社や製品ならそれでいいし、それが正しいとも思います。(実際にはそうも思わないですが・・・後述します。)
そんな会社はごく一部ですし、仮に存在していたとしても、社内の競争に勝ち抜いてウェブに疎い部長連中から予算をぶん取ってくる為には、それ以外の様々なパワーが必要です。

これも端的にいえば、SEOと言うのはgoogleを欺く行為の総称であり、それが被リンクの購入やペラページ量産、ステマといった様々なテクニックとなって書籍が発売されています。ここ最近では「コンテンツマーケティング」などと言うカッコいい言い方がされていますが、要はマッチポンプであり、自作自演です。
それをgoogleといたちごっこしているわけです。偉そうに、カッコいい事を言っていても要は、googleの天才たちをいかに欺くのか?というのがSEOです。(※現在では。将来的には変わってくると思います。googleの天才たちが変えてくると思います。)

立場によって色々と言い分はあると思うのですが、くまおさんはその様に認識しており、実際にその認識で一定の効果を出せているので、そういった側面もある事は間違いありません。

上記のような事もあり、本を沢山読んだのですが意味がありませんでした。。。
そういった本を読むより、伝統的なライティングの本を読んだ方が有益なので、いまくまおさんの記事を読んでいる人は、「SEO」とタイトルの付いている本を購入する事は止めた方がいいです

じゃあ、何が最もくまおさんに影響を与えたのかというと、「アフィリエイト」です。簡単にいうと個人広告の仕組みですね。
※説明は割愛しますので、分からない人は調べてください。沢山出てきます。

これまた幸いにして、くまおさんの高校の同級生が月間で数百万円を稼ぐアフィリエイターだったという事もあり、イメージが出来た事もラッキーでした。

そういった背景もあり、くまおさんが行った具体的な方法は「アフィリエイトを学ぶ」でした。
前職で大手ウェブ会社(アイレップ)とやり取りをしていて感じたことがあります。
「ん?こいつらは来るたびに、前回よりも広告効果が落ちています。広告費を増やしてABテストをしましょう!としか言わないな。駄目だなこりゃ。たぶんこの人はアフィリで5000円も稼げないだろうな・・・。」

その際、会社としては数百万円の広告費を回して、SEO対策費用も支払い、親会社の博報堂には数億円の広告費の仕事を出していたので決して小さい案件ではなかったはずです。
それですら上記のような感じ。実際に、自身がアフィリエイターになってみて再確認したのですが、雇用されているウェブ会社の社員の実力は限界があるなという事でした。
多分、彼ら従業員は自分自身でウェブサイトを作って、新しい商品を売るというスキルは無いと思います。

だって、そんなにスキルがあるなら副業でウェブサイトを回してウハウハだと思うのです。会社勤めをする必要はないでしょう?色々とつじつまが合わないわけです。毎月数百万預けている担当者ですらそんなものなので、あまりウェブ会社に期待してはならないなと学びました。

これは、経験上感じている話ですが、大手ウェブ会社の従業員より、結果を出しているアフィリエイターのウェブ集客スキルの方が数段上です。ただし、結果を出せないアフィリエイターが99%な上に、嘘つきも多いので気を付けてください。

そんな中、声を大にして言いたい!

「ウェブの担当者はトップセールスマンがやるべきである!」

ウェブとは言え、要はセールスです。販売です。
販売の勘所を持っているトップセールスマンが実働するのが一番です。これは間違いありません。
現時点では(将来的には変わると思いますが)、ウェブのデザインはあまり重要ではありません。綺麗に作れる必要はなく(汎用品でエンド向けの場合は除く)、購買決定に必要な情報やデータが何なのかをキチンと現場から吸い上げて、把握して、それをウェブ上で提示できれば確実に集客できます。

何故なら、対法人向けでSEO対策をしてる会社がほぼ存在しないからです。狙ったキーワードで、簡単に検索順位1位を獲得できます。

「ウチの業界は~」などと言っている人は、思考が足りないだけです。ウェブの検索キーワードは無限に存在するので、絶対に1位が取れて集客できるキーワードが存在します。これはほぼ絶対です。

法人の場合、ウェブで集客しても最終的にはウェブ面談だったり、実際に訪問して出会ったりして最後の押し込みをセールスマンが行う必要がありますから、セールスマンがウェブ集客~契約までをトータルで担当する事の意味はとても大きいですし、理にかなっています。

しかし、現場の営業部長は自身でウェブ担当をするのは、今更嫌がりますし、部下であるトップセールスマンをウェブ部門に引き抜かれることを嫌がるでしょう。そして、ほとんどのケースでウェブの管轄をしている企画室や総務部は営業部長に頭が上がらないでしょう(笑)
これはジレンマですが、今回のコロナショックで今までの営業手法が通じなくなったことを多くの社長や営業部長が感じているはずです。
いつまでも、昔のやり方にこだわっていると倒産は目の前です。

そして、従来型のセールスマンも絶滅するでしょう。

そこで、くまおさんは6年前くらいにアフィリエイトの勉強を始めました。

当時は会社を辞めたい一心で始めて、頑張りました。マイナスモチベーションって強いですね!

ここから先は売込みになりますので、読まなくても構いません。
ただ、認識してほしい事として、いまあなたがここまでくまおさんの文章を読んでいるのは、くまおさんアフィリエイトの知識で誘導されたからです。
どうですか?結構強力でしょ(笑)

くまおさんは下記の情報商材でアフィリエイトを学びました。超怪しいですね(笑)
色々と振り返って、多分この教材が一番です。

※リンク先のサイト超怪しいので、怖かったらクリックしなくても構いません。ただ、騙されたり、次々と商品を売られたりすることはないので、くまおさんの事が信用できるならば覗いてみてください。
※先に言っておきますね。値段は24,800円です。
NEOノンバトルアフィリエイト(超)

紙の書籍よりは明らかに高価格ですが、上の教材をキッチリ実行出来れば、ウェブ会社従業員なんて簡単に引き離せるだけの実践力が付きます。
実際にくまおさんはつきました。

ただし、上記を読んで結果を出すためには「圧倒的な作業量」が必要です。
多分、最低でも100サイトくらいを自力で試行錯誤しながら作り上げて、やっと力が付くというレベルです。ですから99%は挫折すると思います(笑)
それはもうね・・・つらいよ。

でも、これから先のサラリーマン人生で今後数十年辛い思いをするよりは、さっさと勉強した方がいいと思う。
無料の情報をかき集めてウェブを勉強する事も可能なのですが、それはあまりお勧めしません。
お金を払ってショートカットした方が手っ取り早いです。

ちなみに、くまおさんのウェブ活動を聞きつけて前職の仕事仲間が数名チャレンジしましたが、もれなく脱落しました(笑)
そのくらいきついです。

でも、難しくはないです。面倒で、飽きるし、効果が出るまでに時間がかかるので、多くの人は結果が出る前に我慢の限界を迎えます(笑)
でも、でも、でも、それでもチェレンジした方がいいと思う。

営業マンとして兼ね備えるウェブスキルであればこの教材で十分。
アナリティクスや色々な細かいウェブ用語を覚えても、売上は上がらないので、これで十分です。
NEOノンバトルアフィリエイト(超)

くまおさんは、アフィリエイトを始めてから、通勤電車でスマホリサーチしてメモを取り、仕事帰りに最寄駅のマクドナルドで1時間記事を書いてから帰宅していました。(半年~1年くらいは続けたと思う)
30代、既婚者、子供3人です。いま、同じことをやれるかと聞かれると無理かもしれない・・・
一番調子のよかった時で、本業とは別に月間30万円位の収入がありました。ちなみに、今は全く手を入れなくなってしまったので、年間5万円以下くらいです。(何もしなくてもそのくらいは残っています。)

多分、アフィリエイトで5000円位稼げるようになった時の、あなたのウェブ知識は営業組織を見渡して無双状態になります。これは間違いない。
あ~怪しい記事書いちゃった(笑)