勉強脳も遺伝なんだろうね

日本である一定以上のコニュニティに属していると、勉強が出来ないと肩身が狭いですよね。
多くの人が成績は勉強量に正比例すると思っていますが、そうでもないのでは?と昔から疑っています。残念なことに勉強が出来ないと、サボっているという烙印を押されますよね?でもサボっているつもりはなく、勉強しても成績がついてこないという事があるのではないでしょうか?

くまおさんは一般的な大学に進学できるくらいの学力しかなく、自分では、結構勉強しても身にならないと感じています。東京大学へ進学した友人がいますが、その彼らはそこまで勉強時間を割かずにすんなり入学したイメージです。

少し勉強すれば頭にインプットされて定着するという能力を持った人が一定数存在しており、それらは親から受け継いだ遺伝子によって決まっていると考えると辻褄が合います。しかし、日本では勉強は頑張れば出来るものであるという教育をされるので、異論を唱えることは許されない風土があります。

でも、これっておかしくないですか?

遺伝によって様々な事柄が親から子へ引き継がれるという事は多くの人が認識しています。例えば、親子で顔が似ているという事は全くタブー視されません。しかし、親に似て勉強が出来ないというのは、本人の努力不足という事になっているのがどうも納得できません。

外見が遺伝する事には異論の余地が無いのに、頭脳が遺伝することになると議論が努力不足に向かってしまうのでは何故でしょうか?外見が遺伝するのだから、頭脳も遺伝すると考える方が自然です。

サラブレッドなんて好例です。速い馬の掛け合わせで遺伝の操作を行っている最たる例ではありませんか。みんな優れた能力は遺伝によってもたらされると自然と認識しているのです。そしてそれらを多くの人は何の疑問も持たずに受け入れています。でも、勉強が出来ないのは親のせいだと言うと多分袋叩きにされます。

くまおさんは結構あまのじゃくなので、成功者の成功ストーリーも必ずしも努力だけだとは思いません。

「天才は1%の才能と99%の努力」という使い古された言葉がありますが、これは2種類の解釈をされます。

・天才でも努力するのだから凡人はもっと頑張れよ。
・いくら努力しても1%ひらめきが無ければ努力は無駄になる

成功の要素は努力なのか?運なのか?まだくまおさんは人生の駆け出しなので判断できませんが、寿命を全うする頃には理解できるのかな~。