スニーカーヘッズ

スニーカーを5足ほど購入しました。はい、足は2本しかないので履けません(笑)以前の記事でも書いたかもしれませんが、エアマックス95をはじめとした、スニーカーブーム時に青春時代を送ったくまおさんは現在、青春を回収しに動いています。

スニーカーヘッズと言う言葉が生まれています。簡単に言うとスニーカーにハマっている人という意味。

当時流行ったものは、スニーカー、レッドウィングブーツ(回収済み)、ギター(バンドブーム:概ね回収)、G-SHOCK(回収済み)、シルバーアクセサリー(売り払った)といった感じ。スニーカーは現在13足あります。革靴・ブーツが4足、その他サンダルといったところでしょうか。なお、UNIQLOで990円、Reebokで3000円、といった安いものも多いです。

いずれは買ってしまうであろう青春スニーカーとして4モデルを以前の記事で上げていました。エアマックス95、ポンプフューリー、エアジョーダン11、エアジョーダン1。ハイこんな感じで揃える事が出来ました。これらはまあまあ高いです(笑)

ポンプフューリー以外は、当時欲しかったオリジナル復刻ものとはカラーや形状が違うのですが、それでも揃えてみて感慨深い思いです。

特にジョーダン1と11はバッシュなので本来はハイカットが正なのですが、ローカットモデルを購入しました。何故なら、先日NikeBYYOU(公式カスタムサービス)で購入したエアフォース1ハイカットを履いてみて、「履くのめんどい、洋服に合わせにくい」と感じ、ローカットスニーカーが正解だなと思ったからです。なお、靴ひもをダイソーで購入したゴム紐に変更して着脱を簡単にしています。

当時のオリジナルカラーのハイカットにこだわらなくなったのが、大人だな~(笑)と感じています。これにてひとまずスニーカーの青春は回収したので購入ペースは落としたいですね・・・。

でね、上記のスニーカーは比較的人気のないモデルなので、定価や割引で購入できるのですが、昨今のスニーカーブームで人気モデルは発売直後から争奪戦となりほぼ購入できません。そんな中で、リセールマーケットがアメリカを中心に活況となり、日本でもモノカブやスニーカーダンクといった、スニーカー(一部アパレル)の売買に特化したアプリが人気となっています。先日Nikeダンクというスニーカーを購入しました。

定価が12100円なのですが、リセールマーケットでは2.5~3万円位で売買されています。自分で履こうかなと思ったのですが、そんなに高額売買されていると履きにくくなるものです。結果、リセールマーケットで売りました。ダンクなんて昔はアウトレットに3000円位で流れていたバッシュです。ダンクは学生時代に履きつぶして、ターミネーターは底に穴が開いている状態で、メルカリで2000円位では売れたでしょうか?

その他にもエアマックス95のブルーグラデ(広末涼子着用でヒット)を、多分20 10年頃にアウトレットで5,000円位で購入し、散々履き倒して2018年に、ヤフオクに出品したところ5,000円位で売れて、一体何が起こっているのだ?と不思議に思った記憶があります。今思えば、当時既にスニーカーブームが始まっていたのですね。

当時、エアマックス95ブルーグラデを会社のイベントで履いていたら先輩に「懐かしいね(笑)」と言われました。あの頃は、むしろ若干ダサいように感じられたものです。

実はこのスニーカーも定価で購入できました。しかし、何がカッコいいのか分からず、リセールマーケットで売りました。今思えば、勿体なかったなぁ~と感じている次第です。自分で履けばよかった・・・。nike×sacaiブレザー。sacaiなどというしゃれたブランドを当時は知りませんでした。アプリで何となく購入できてしまったので、届いて実物を見ても、試着すらしなかったです。

スニーカーに限らず人気商品はメーカー側も生産量を意図的に抑えて、供給コントロールをする事で人気の継続性を図っています。それによって副次的に転売ヤーと揶揄される転売業者や個人が現れます。近頃社会的に注目を集めたのではUNIQLO+Jというコレクションではないでしょうか?デザイナーのジルサンダーとUNIQLOのコラボレーションが復活するという事で、名古屋の店舗が戦争状態になり、2万円ほどのUNIQLOのコートが10万円でメルカリで売買されるという異常事態でした。しかも、これがアパレル不況真っただ中、コロナ真っただ中で起こった出来事であり、UNIQLOの企業としての強さを物語っていました。その後まもなくして、UNIQLOは時価総額で世界1位になり、これもニュースとなりました。その他にも巣ごもり需要で人気爆増のニンテンドーswitch転売問題もありましたね。

でね、転売ヤーというのがとても嫌われている訳です。転売ヤーが買い占めるから本当に欲しい人に、正規の値段で手に届かないと。

言いたいことは良く分かります。でも、転売は商売の基本ですからそれをどうこう言うのはあまり意味がないのでは?と感じたりしています。貿易なんてその最たるものであって、海外と国内の価格差を利用した裁定取引です。転売がダメという事になると、商社は価値を失います。スーパーマーケットは市場で購入した製品を転売していると言い換えることができます。野菜はOKでスニーカーはダメというのはどうも意味が分かりません。うちの近所のスーパーは毎年クリスマス前になるとイチゴの値段を明らかに吊り上げます。話を広げすぎているでしょうか?

さて、スニーカーを購入していて日本の国力低下を感じます。それが価格です。スニーカー定価がどんどん上がっています。1990年代は高いスニーカーでも1.5万円位であり、そこからある程度値引きされて販売していました。ところが、現在では定価が2万円を超えるスニーカーは珍しくありません。これは、世界はインフレなのに日本だけ長期デフレだった為、相対的に日本人から見て価格が上昇して感じられるのだと思います。これはくまおさんの趣味であるギター価格にも言える事です。

一方、UNIQLOやGUは意味不明なくらい安い値段で洋服を提供しています。Tシャツを590円で購入しました。こんな値段で売っていたら、販売員や流通業者、配送員の給料は一向に上がらないでしょう。何しろ衣服が安すぎます。

もう日本人の財力では世界標準の製品が高くて買えないのかもしれません。近頃は、住宅市場で輸入木材が高騰して、中国やアメリカに買い負けているようです。日本人では高くて買えないのです。

くまおさんの購入したスニーカーで最も高いものがエアジョーダン11(定価22,000円)です。凄い値段だよね(笑)雨の日履くのが怖い。