OM-240E(ギルド)くまおさんギター

いや~買っちゃいました。
Guild OM-240E
[SPEC]
トップ:ソリッドシトカスプルース
サイド&バック:マホガニー
ブレイシング:スキャロップドX
フィンガーボード:ローズウッド
フィニッシュ:マット
ナット幅:43mm
ピックアップシステム:AP-1(GUILD オリジナル)
マシンヘッド:オープンギア

先日hideモッキンバードをヤフオクで売ったので、多少のギター予算がありました。
そこで、morrisのハミングバードをオークションで購入。
次の狙いはエピフォンのテキサン(復刻版)というギターだったのですが、思わずギルドを買ってしまいました。
だって、テキサンが中古で大体トータル3万円弱、そしてギルドが新品アウトレットで28,000円(定価70,200円)だったらギルドを買っちゃうよね。テキサンはしばらくお預けです。

GUILD 《ギルド》 Westerly Collection OM-240E 【特価】

価格:28,080円
(2018/5/9 11:51時点)
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まさかギルドがこの値段で手に入るとは思っていませんでした。というか検討すらしたことがありませんでした。

ギルドはアメリカのギターメーカーであり、かつてはアコギ御三家(マーティン、ギブソン、ギルド)と呼ばれたメーカーです。しかし、経営不振に陥り買収されます。今ではテイラー(アメリカ)の方が売れていますし、有名かもしれません。とは言え現在でもギターの生産は続けており、相変わらず高級ギターを作っている名門です。

元々はエピフォンがギブソンに買収される際に技術者が引き抜かれて設立された会社です。

くまおさんは今までギルドには一切縁がなかったのですが、ネットを徘徊していたらたまたま見つけてしまったのです。ギルドといえば数十万円はザラだと思っていたので目を疑う価格にビックリ。近年では各社が廉価版を発売しています。ギブソンは昔からエピフォンがありますが、グレッチだったり、オベーションも韓国や中国生産品として安価なエントリーモデルを発売しています。エピフォンの場合はあくまでも「エピフォン」ですが、ギルドはあくまでも「ギルド」。ロゴがきっちりギルドです。

ギルドも中国生産の廉価版としてWesterly Collection(ウェスタリーコレクション)というラインを用意しており、このOM-240Eはそのシリーズです。


セミハードギグケースに入って届きました。結構がっちりしていてこれだけでも1万円位しそうな感じ。

イケベ楽器のアウトレット品という事で、汚れがあると記載がありました。中古ギターに慣れているくまおさんは汚れや傷はあまり気にしません。実際の汚れはこんな感じでほぼ分からん。言われてみれば気が付くかな~という程度なので問題なし。


いや~カッコいいな~。ちゃんとしたギルドヘッド。艶消し仕上げです。仕上げは所々雑な感じはします。くまおさんはTOKAIの日本製エレアコを持っており、おおよそ同じくらいの価格帯ですが細部の仕上げはTOKAIが断然上。ギルドで同じレベルで作ったら20万円位するかもね。例えば指板とボディの設置個所付近の塗装がザラついていたり、側面の塗装ザラつきも若干あり。ヘッドのエッジの仕上げが甘い感じもあります。ブリッジ周りも雑な感じがする。フレット処理はちゃんとされていますね。
アメリカ人が管理して中国人が製造するという事はそういう事だと思います。国民性的な部分かも。でも大した問題ではないです。
多分ナットは牛骨でサドルは成形骨らしい。

トップはスプルース単板で目は詰まっていない。7万円定価で単板だからこんなもんかな。サイド・バックはマホガニー合板。ラウンドバックなんだね。


エレアコなのでジャック差込口がエンドピンです。

ギルド特有のピックガード。フィルムが張ってあったのでぺりぺりっと。


ペグはオープンタイプ。

さっそく弾いてみたところ、とても弾きやすい。弦高も低いですし、ネックが薄いのがいい感じです。

テキサンを探していたものの、また大型のアコギ買ってもな~という思いを持っていました。くまおさんのアコギはドレッドノートだらけです。テキサンはラウンドショルダーなので多少形は違うもののサイズ感としては同じような大きさ。

そこでマーティンのOOO(トリプルオー)系が欲しいかもと考えていた際に見つけたOMモデルだったのでぴったりでした。OMはOOOのネックが若干長くなったモデル。OOOは小型のアコギで、エリック・クラプトンがアンプラグドライブで使用して人気が出たモデルです。

ですからGuild OM-240E Westerly Collectionもドレッドノートと比べるとだいぶ小さく薄いです。くびれも大きいのでおさまりが良い。

サウンドホールから中をのぞいてみたところバックのブレーシングがありません。ラウンドバック(カーブドバック)で強度を持たせている構造なので邪魔のものが付いていないようです。

くまおさんの所有するミニギターs.yairiのym-02もラウンドバックです。ブレーシングが入っていないのは単に小さいギターだからだと思っていたのですが、そういう構造なんですね。これがs.yairiのラウンドバック。

音はね・・・生音の音量は小さい。くまおさんは40年物のドレッドノートばかり弾いているので、ボディサイズの違いからもそりゃあ鳴りは違うよなと。
OMサイズなので音量は別に期待していませんでしたし、エレアコだし。
うわぁ~何これ~凄~い。みたいな事にはなりません。

くまおさんはアコギの音はよく分からない。正直に言う。よく分からない。

このギターは初心者が初めて購入するギターとしては最適だと思います。やはり、ギターに愛着が沸くかどうかというのもギター上達には大切な事です。ギルドであればハッタリも効くし、名門なので作りも一定の安心感があるし、初心者ではまず買わないメーカーなので一目置かれるし、OMはサイズが小さくネックも薄いので弾きやすいし。

そして、ギターが上達しても、ギルドであればずっと使えるギターとして手元に置いておけます。

初心者がこのギターを最初に買って、ギター玄人と話をすると多分こんな会話になると思います。

初心者
「ギター始めたんですよ~」
玄人
「どこのギター買ったの?」
初心者
「ギルドです。」
玄人
「は?ギルド?マジで?」

コスパ最高です。ギルド新品で28,000円は破格だと思います。大体通常売価で5万円位ですから。ちなみにくまおさんのギルドの元々の価格イメージは大体20万円位~という感じ。
「ギブソンもマーティンも弾いてきたけど、俺はギルドだな~」みたいな人が好きで所有している様なイメージがありました。

ただアウトレット品なので品切れしていると買えません。現在は2018年5月9日です。
買えるならマジで買った方がいいと思います。

GUILD 《ギルド》 Westerly Collection OM-240E 【特価】

価格:28,080円
(2018/5/9 11:51時点)
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くまおさんが購入したのはOMというモデルなのですが、その他にも2モデルアウトレット価格で出ています。こちらはMモデル。さらに小さい。

GUILD 《ギルド》 Westerly Collection M-240E 【特価】

価格:28,080円
(2018/5/9 11:51時点)
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こちらはDモデル。ドレッドノートですね。最もオーソドックスな形。

GUILD 《ギルド》 Westerly Collection D-240E 【特価】

価格:28,080円
(2018/5/9 11:52時点)
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後は好みの問題ですね。

全部でアコギが8本になりました。一旦はこれで収集終了です。

左からWH-20,HD-28,OM-240E,MD-505。この他にSEA-05S,W-20,ARIA,YM-02があります。