安室奈美恵の歌声ってこもってない?

別にディスってるわけではありません。あまり共感が得られないのだけれども、間違いなくそうだと思う事柄の一つです。
他にも湘南乃風の純恋歌のボーカル音程はわずかにずれていると思います。ですから聞いていると苦しくなります。これも誰も共感してくれません。

くまおさんは安室ちゃんが流行ったていた頃に青春を過ごしていた世代です。奥さんが「安室ちゃんCDが欲しい!」と言い出したのでラストアルバムのファイナリーを買いました。
CDを買ったのは結構久しぶりです。折角なのでプロモーションビデオの映像特典が付いているパッケージにしました。

このファイナリーでは多くの曲が再録音されています。ですから昔の曲を今の彼女が歌うので印象が異なる曲も多いです。しかしアレンジはおそらく当時を踏襲しているので違和感はありません。そこで、やっぱり思うのです。

「安室奈美恵って声こもってるよな~昔はもっと高音の抜けが良かったよな~」

いつ頃だったか忘れましたが、明らかに声質が変わった時期がありました。その頃から高音が出しにくくなったのか、現在の様なこもった感じの歌声になっています。
単純に昔は若かったので、声も若かったという事はあるでしょう。しかし、高音を出す際ののどの筋力が落ちているという事は十分にありうるのではないでしょうか?

でも、CDを聞いていると上がりきるところはちゃんと上がってるんですよね。エフェクターでいじっていると思うのですが、そういう話を奥さんにしたところ「全然分からな~い。」と言われました。

heroなんてテレビで歌っている音を聞くと、やっぱり声がこもっていると思います。
高音時に鼻にかかったような声です。似た声の出し方をする歌手と言うと中島美嘉かな~なんて思ったり。苦しそうな歌い方。

だからと言ってディスっている訳ではなく、安室ちゃんは稀代の歌姫だし、歌も上手だと思います。ただ、安室奈美恵引退報道に際して、「透き通った声の歌姫」みたいなキャチコピーをつけるセンスの無い奴が沢山いたので「いやいや・・・透き通ってはいないだろ・・・」と突っ込んでいました。
引退を発表してから神格化されて否定的な事はタブー視されている感がありますよね。

でもさ・・・やっぱり安室ちゃんの声ってこもってるよね?

※2019年1月追記
この記事のアクセスが急に増えたので何故かな~と思っていたら、安室奈美恵さんが7年前から声帯を壊していたというインタビューが放送されたそうです。それでか・・・。
声帯を壊すという事がどういう事なのかは、不勉強でよく分からないのですが、きっと歌手にとってはとても重大な事だと想像に難くありません。
それでもあれだけ歌い上げていたわけだから、プロ意識というか・・・なんというか凄いですね。