営業マンの便利な逃げ口上

うろ覚えですが、以前に日本人初のNBAプレイヤーである田臥勇太氏のインタビューを見た際に、なるほど納得と思う受け答えをしていた事を思い出しました。

インタビューアーが、NBAで活躍できるか?とか、通用するのか?や、自信はあるか?等の質問をした際に彼はこんな感じに答えました。(※かなりうろ覚えです。)

「やってみないと分からないけれども、最善を尽くします!」

このインタビューを見ていたくまおさんは、「お~その手があったか!」とえらく感心しました。おそらくインタビューアーはビックマウス的な回答を期待していたと思います。

というのも、営業マンだったくまおさんは営業に関する自信を無理やり言わされる事が多々ありました。明らかに実現不可能な目標を掲げさせられ、みんなの前で「目標必達します!」と宣言しなければならないことが営業マンにはあるのです。バカらしく形だけの儀式なのですが、そういった空気が醸成されるので仕方ありません。日大のアメフト部の様なものです。

上司
「くまおさん、目標は達成できそうか!?」
くまおさん
「やってみないと分からないけれども、最善を尽くします!」

上司
「いや、そりゃあそうだけれど・・・そういう事じゃなくて意気込みとして・・・」
くまおさん
「やってみないと分からないけれども、最善を尽くします!」
上司
「・・・。」

いや~見事に逃げ切れました。実際には逃げ切れない事も多いかもしれませんが、これは営業会社では結構使えると思います。

営業マンの皆さん、ぜひ使ってみてください!