営業マンのボールペン

くまおさんは営業マンです。
営業マンと言えば契約です。契約は営業マンにとってとても大切な行為です。
その際にお客様からサインしてもらう為に、上等なボールペンを何本か持っています。

上から順番にクロス、ジバンシィ、モンブラン、バーバーリーのボールペンです。

その他にもラミーの万年筆も使っています。水性インクの書き心地が意外と癖になります。

もう1本ありましたが失くしました・・・。

くまおさんが学生の頃、バイト先のセブンイレブンオーナーが言っていたことが何故か記憶に残っています。

「知り合いの息子さんが不動産会社へ就職したらしいんだ。そこでカルティエの数万円のボールペンを買ったらしい。というのも、数千万円の契約書にサインしてもらうのに100円ボールペンでは失礼だろうという上司の指導なんだってさ。」

これを聞いた当時くまおさんは大学生でした。
なるほどな~と感心した記憶があります。その後、めでたく?新卒で訪問販売のブラック企業に就職することになり、初月でそれなりの成績を収めました。
その際に当時の上司から贈られたボールペンが一番下のバーバリーです。

実はこのバーバリーにはエピソードがあります。一度なくしてしまったのです。
失くしてしまったとは言えず、同じものを買いました。するとしばらく経ってから無くなったボールペンが再度見つかり、そしてまた失くなって現在は1本です(笑)

くまおさんが、ウォーターサーバー会社で代理店募集の業務を担当していた時の上司でリテール営業出身の人がいました。この人はリテール営業では伝説的なセールス実績を上げていたのですが、法人セールスが全くダメ。
ある時、上司と同行して代理店に契約同行した際に、100円ボールペンでサインをさせていました。これをみたくまおさんはこう感じます。

「この上司の言う事はあまり信用できないな・・・」

面倒くさいでしょ、くまおさんの性格。
お客様への配慮が足りないと判断しましてしまったのです。
その他にも、時計とか靴とかカバンとかスーツとかその他もろもろ、上司に限らずお客さんの持ち物や身なりを観察します。結構目ざといです。

そんな細かい事を気にする人はあまり多くはありません。しかし営業マンたるもの最大公約数を目指すべきであり、手抜かりあってはいけません。どうでもいい事で契約を落としてしまってはもったいないと思うからです。

逆に言うならそういう行為で契約を落とさないくらい、優位な交渉を事前に行うべきだと思います。最近のくまおさんは、取引先へ行く際はジーパンです。なぜならビジネス取引上、顧客よりも優位な立場をセールス方法によって勝ち得たからです。

話は戻って、くまおさんが契約時にお客様に差しだしていたのが一番上の金色のボールペン。
クロス社のタウンゼントというジェルインクのボールペンです。はっきり言って書きにくいです。太すぎる。
でも、「契約したぞ」感がとても出るので利用しています。

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昔、別シリーズでオールスターリングシルバーのクロスを持っていました。
ところが空港に置き忘れて紛失・・・。高級ボールペンって結構失くしてしまうんですよね。かなり凹みます。

モンブランなどに比べるとだいぶリーズナブルなのでくまおさんはクロスが好きです。

一時期、他人へボールペンをプレゼントするのがくまおさんの中で流行ったことがあり、数人の知人や部下にプレゼントしました。みんな、自分では高級ボールペンを買う事が無いので印象に強く残るらしく、今でも使ってくれています。
数千円でも十分なクオリティのものが贈れるので意外とコスパが高いです。

くまおさんのタウンゼントには文字が書いてあります。

millionaire(ミリオネア)。お金持ちになりたいという願いを込めて刻んでみました。まだ夢はかなっていません(笑)
人に見せるのが恥ずかしいという一般的な羞恥心はくまおさんでも持っています。やめておけばよかった(笑)

結論としては、パイロットのフリクションボールペン最高!