勝手に脳内変換する人

仕事が出来ない人って情報を勝手に脳内変換しませんか?
関係のない事がプラスオプションで付いていたり、総じて余計な事を増やし、それによってミスを誘発します。

念のためにと言ってサブファイルを作ったりするのですが、その際に脳内変換された非オリジナル情報を記載し、輪をかけて転記ミスをするので失敗が拡大します。ですから仕事が出来ない人はなるべく予備情報は持たない様に心がけた方が良いし、周囲もその様に気を付けなければなりません。彼らに何度も確認させると、確認が逆効果になります。

過去情報も勝手に脳内変換されて別情報に書き換わってしまうので、「前にこう言ったよね?」とか「このように決定している」という言葉が通じません。だって、記憶が書き換わっているのだもの。

また、脳内変換してしまう人々は、総じてメモを見ません。
仕事に対してせっせとメモを取ったりしているのですが、いざ作業をする際にメモを見ることを忘れます。整理が苦手なのでどこにメモを取ったか覚えておらず、そもそもメモを取ったことを忘れていたりします。ですから、くまおさんはそれらの人と仕事をする場合、メモは取らせません。代わりにくまおさんが注意事項や懸念事項、これから想定されるミスに対して先回りして、A1サイズのスケジュール表を壁に貼りだしています。そこに、これから質問されるであろう事項に関しても先回りして書いておきます。これを行うとくまおさんの尻拭い量が大幅に軽減されることが分かりました。
プロジェクトのスタート時やスケジュール表の更新に多量手間がかかりますが、彼らの相手をしているよりは圧倒的に少ない作業量で済みます。

まあ、壁にデカデカと貼っていても彼らは見逃しますが、それでも以前に比べるとだいぶ少なくなりました。また、分かりきった事を質問される時間が減ったのも良い効果です。

以前は、PC上に共有データファイルを作成しそちらでのスケジュール管理や、情報共有を試みました。ところが、仕事が出来ない人は、そもそもそのフォルダーを見に行くという行為を忘れてしまう上に、何かを書き込むと都度データを壊すのでほぼ機能しませんでした。

そういう人って周りにいませんか?くまおさんの以前の職場にもそういった人は複数存在していました。その為、その彼らがデータをいじらない様にパスワードロックを掛けたり、タイトルに名指して「〇〇さん変更禁止」と書いたりしました。それでも壊したりするので不思議なものです・・・・。

その結果としてアナログで「紙に書いてデカデカと貼りだす」という行為がとても有効だった分かりました。アナログなので壊しにくい上に、物理的に巨大なので否が応でも目に入るとうのが良かったのだと分析してます。

ただ、対象者が先輩だったり、目上の人の場合は困りますよね。
一定の配慮をしなければなりませんし、周りとのパワーバランスを考慮しながら進めないと自分が村八分になります。
「そんな事は関係なく、改善できることはやるんだ!」などと息巻いていると多くの企業では出世できません。