勘違いするなよ!一番大事なのは集客だから!

営業会社に入ると営業方法や適切な受け答え、資料の作成方法などを習います。
同じことを教わっても同期の中でずば抜けた成績を出す人もいますし、何年経っても結果が付いてこない人もいます。

多くの会社の場合は、入社した時点でやることが決まっています。
先人たちが開発した市場に対して、先人たちが開発・用意した製品を、開発された営業方法で売ってくるのです。
ですから基本的には数の理論となり、アタック数が多い人がトップセールスマンになります。
営業の種類によっては自由度の幅が違ったり、価格の決定権が幅広かったりしますが、多くの会社では売る商品、市場、方法がある程度出来上がっておりそれが明確化されています。

それらの営業会社の場合、成績の差が出たとしても精々3倍程度です。トップセールスと並みのセールスマンの成績のはその程度までしか差が出ません。
なぜなら、物理的な問題があるからです。結果は有限になります。
しかし、それらの規定や縛りが殆どない業界へ行くと数十倍や種百倍、数千倍の成績差が出ることがあります。同じ業界でもやたらと業績が良かったり、従業員の給料が高かったりする会社はそういう可能性があります。

そしてその差はどこから生まれるのかというと、集客から生まれます。
個人のセールス力には上限があります。どんなに優秀な営業マンでも一度に対応できる顧客数には限りがあるからです。

でもね、多くの会社では集客に関して教えてくれません。なぜなら誰も分からないからです。
ですから先輩社員と飲み会へ行ってセールスに関して色々と聞いても、返ってくる答えは目の前のお客様に対してどう対応すればよいのかという事だけ。
セールストークが上手になる事は素晴らしい事ですが、成績が伸び悩む人や会社の問題は多くの場合でセールストークや営業力の問題ではありません。

一番大事なのでは集客です。とにかく集客。ほんと、これに尽きる。