ビジネスの服装について

TPOをわきまえて。というのが一般的な回答です。
くまおさんは新卒時からスーツを着る仕事をしていました。訪問販売員の頃は会社についてから作業着に着替えたり、客先で商談をする際には再度スーツに着替えたりしていました。

スーツ自体も基本的にはダークカラーの無地のものを選び、会社からは「ネクタイを変えればお通夜に行ける格好」と指示されていました。要するに銀行員の様な格好をしていれば多くの人に受け入れられやすいという事でした。

営業系の書籍にも同じようなことがかかれており、「相手と同じような格好をする」という事が推奨されています。

くまおさんは様々な場面で営業を経験していますが、服装とセールスの関係については正直なところ答えが出ていません。よく分からない。
くまおさん自身は「売れている人」から物を買いたいと思うので、高額商品やビジネスサービスの場合は営業マンの身なりを観察します。わかりやすいものが腕時計や革靴です。ロレックスよりもオメガの方が望ましいし、グランドセイコーあたりを付けている人は安心感があります。革靴もリーガルやスコッチグレインあたりは好印象です。
高級品を身に付けているという事それ自体には大した意味はありませんが、そういったものに気配りできるくらい余裕があるという判断をします。

くまおさんは中小企業の社長さんを相手に営業を行っていた為、これらはまあまあ気を使っていました。ところが現在は自分が中小企業の決済者側に回った為、立場が少々異なります。

別の記事でも記載していますが、くまおさんは基本的に殿様営業スタイルを取っている為、お客様先へ訪問する事は稀です。その為、アポイントの際はお客様が当社へ来社されます。
これまた別の記事でも書いていますが、くまおさんは事務所を改造し現在はギター屋さんの様になっています。驚く方も多数います。

そしてお迎えする際は基本的にジーパンにtシャツか、オックスフォードシャツを着ています。要するに私服です。30代のくまおさんですが、私服だとスーツよりも若く見られる傾向があります。

お迎えする際の椅子もこんな感じ。とてもポップです。事務所の一部に人工芝を敷いています。

お客様が来社される場合は、ラフな私服でビジネス上の問題は起こっていません。くまおさんは小さな化学薬品のメーカーを運営しているのた、先方はキッチリした濃紺のスーツを着ていると思っていることが多いらしく、拍子抜けされます。しかし、くまおさんはそれなりのビジネススキルがあるので会話が始まれば特に問題なく、信頼感を付与できます。

最初に私服で面談しておくとその後の服装が楽です。何を着て行っても問題が無いのでとても助かります。

そして社外でお客様と面談するケースも稀にあります。当社の代理店さんに付き添ってメーカーを訪問する等の場合です。こういった際は一応ジャケットを羽織ります。ただ、パンツはジーパンのケースが多いです。意図的にスーツは着ない様にしています。あまりへりくだった印象を与えたくない為、濃紺のスーツは着用しません。

現在の会社では基本的にラフな格好でお客様と面談しています。
今のところ問題はなく、肌感覚的にはビジネス上の悪影響は無いと感じています。これは自社の扱う商品特性や営業手法も前提がある為、理由もなくくまおさんの真似をすると失敗するかもしれませんが、意外と世間は服装に関しておおらかだなという印象です。