パソコンに向かって怒る人【パート2】

以前にこんな記事を書きました。
パソコンに向かって怒る人【意味不明】

常々思うのですが・・・何なの?

例えばメールの予約フォーム機能が自社ウェブページに搭載されていたとします。そのメール転送をスマホにかけていたとして、何らかの不具合でメールが届かなかったとします。

そこで「これだからパソコンは嫌だ~面倒~ほんと嫌だ~」みたいなことを言うわけです。

おいおい、ちょっと待てと。

そもそも、メール予約フォームがなければお客様は電話して予約しなければならず、そうなった場合電話するのが面倒で予約が入らないかもしれないよね?それでもいいわけ?と思います。

こんなケースもあります。
低スペックのPCがフリーズしたとします。その際に作成途中のデータが吹き飛んだとしましょう。
「あ~これだからPCは嫌なんだ~」と言って切れているシニアが周りにいませんか?

これも、おいおいちょっと待てよと。
そもそも、PCがなければそのデータ自体を手書きで作成して、もっと面倒なことになるよ?そして手書きの文字が汚すぎて誰も読めなかったりするよ?更に言えば作成するのが面倒でそもそもデータが作られず、情報共有や後世への引継ぎがされなかったりするよ?それでもいいの?と思うわけです。

くまおさんは自身の周りを見渡す限りPC環境に一番詳しいので、それらのセッティングをくまおさんが行っています。そのくまおさんの脇でその様な事を言われると誠に腹立たしく感じます。「じゃあ、使うなよ。」と思うわけです。「フェラーリのクラッチすぐに壊れる~ウザイ!」みたいなことを言っているのと同じように感じます。「じゃあフェラーリなんか乗るな」と。

「でも使わないと仕事にならないのが現実なのだから、仕方がないじゃないか!」と反論されそうですが、だったらその車の運転くらいちゃんと覚えてから公道で走れや!と思うのです。

教習所に通わず運転するなら、事故は甘んじて受け入れてくれと思うし、その事故処理を人に押し付けてはいけません。公道なら警察が税金で動いてくれますが、くまおさんは税金はもらっていません。

また、くまおさんは常々そういったリスクを啓もうしています。

「PCはあくまでも機械なんだから、文句を言っても意味がない。そして定期的に壊れるし、定期的にデータが吹っ飛ぶ。それらを織り込んで作業してください。データはなるべくクラウドに保存するのが望ましい。」

という事をちゃんと教えて、クラウドのセッティングまで行って手渡します。でも、面倒なのかクラウドの仕組みを何度教えても理解してくれなかったりします。そして、データが未保存で怒っているわけです。もうね、くまおさんが怒りたいよ・・・。

予想通りにミスをしないで欲しいな~

でもそこまで強く言うともめごとの原因になるのでなるべく我慢します。

分からないなら分からないなりに、分かっている人に聞く際に敬意をもって接するべきです。くまおさんは学生時代に建築学科の学生であり、制作課題等をPCで作成していました。1週間かけて必死に作ったデータが吹っ飛んだりする事は定期的におこるあるあるで、建築学科の学生は誰しも経験したことがあります。そこで学んだ教訓です。

「データが飛んだら復旧に時間をかけるよりも、作り直した方が早い上にクオリティが高くなる。さっさと気持ちを切り替えよう!」

クリエイティブ系の経験者なら理解してくれると思います。