スーツは仕事の成果には1ミリも関係ない事に気付いてしまった話

サラリーマンだったくまおさんは社会人になってから10年以上毎日スーツを着て出勤して、仕事をしていました。訪問販売員だった頃はスーツで出勤して、会社で作業着に着替えたりもしていました。

今の仕事になってからは基本的にはスーツを着用することはなく年に数回程度です。
スーツは10着くらい持っているのですが、捨てても問題ないと思います。

先日ふと思った事があります。

「もしかしてスーツって仕事の成果に対しては1ミリも関係なくね?」

スーツを着ているからと言って、仕事が早くなるわけではないし、精度が上がる事も無い。パソコンのタッチスキルは変わらないし、デザインセンスが上がるわけでもない。
現場職人がニッカポッカを履く理由は分かります。作業性を高める為です。
でも、サラリーマンがスーツを着ても作業性は高まりません。むしろ夏は暑い分だけ作業性が落ちます。やはりスーツって1ミリも仕事の成果には関係ないよねという事を感じてしまったのです。

サラリーマンとしてスーツを着ていないと仕事の土俵にすら上がれない場面があるという事はよく理解しています。スーツを着てネクタイを締めていない相手を信用しない社会慣習があることも理解しています。ですから営業的な、対外的な意味合い、または社内政治的な意味合いでスーツを着なければならないという理由もよく分かります。それにオジサンになるとスーツなら何も考えなくてよいので一番楽だという理由も理解できます。

でもさ・・・やはり・・・仕事の成果にスーツって一切関係ないよね?

と会社を辞めて3年経って気が付いてしまいました。普段気にしていなかったので気が付くまでの3年かかりました。ビジネス上でも女性の方は比較的私服に近い格好で仕事をしていも違和感がないのに、男性はなぜ違和感があるのかな?と昔から不思議に思っていました。ですから、むしろその感性が正しかったのだと思います。

くまおさんも今の仕事になって最初の頃は客先へ行くときはスーツを着ていました。ところが、今はあまりスーツは着ません。一応、襟の付いたシャツを着てゆくようにしているくらいです。昨日のアポイントはジーパンで出かけました。相手は大企業です。

でもね・・・意外と相手側も格好など気にしていないんだなと感じています。
とは言え、くまおさんも徐々に、相手を見ながら服装を変えてデッドラインを探っています。ホリエモンの様にいつ何時でもTシャツという訳にはさすがにゆかないでしょうし、その辺りはTPOをわきまえます。

夏になるとくまおさんは大体Tシャツで仕事をしています。お客様が来ることもほとんどないので格好は関係ないからです。稀に急な来客もありますが、まあ大丈夫です。
その為、屋外が33℃でも設定温度28度+扇風機で特に問題ありません。

ただ、社内で別事業の担当者は基本的にスーツを着ていることが多いので、その担当者が事務所にいる時は26度+扇風機に変更します。

最大公約数として多くの人がスーツを着ているんだな~と感じる今日この頃。