やったもん勝ちの世界

実際ね・・・北朝鮮を見ていると分かる様にやったもん勝ちです。

少なくとも営業マンの世界においてはやったもん勝ちですし、言ったもん勝ちです。営業マンのいう事は大体8割引きくらいで聞いておくのが良いです。数字に関しては完全に言ったもん勝ちで、少し経てばその数字なんて誰も覚えていません。

あまり適当な事を言いすぎるとオオカミ少年になりますが、営業の世界はそんな奴だらけなのでいちいち気にしていません。

値引きもそうですね。結論としては値引きを要求はしないよりもした方がいいです。想像しているよりも割引してもらえるケースが実は多いです。

値引きを要求する人というのは、会社側から見たら「悪いお客様」という事になります。一方、値引きを要求しないお客様は「良いお客様」という事になります。しかし、会社にとって悪いお客様の方が「安く商品を手に入れる」事が出来るのです。

これ即ち、会社から見て「悪いお客様」の方が得をするという理不尽な状況が起こってしまいます。

くまおさんがお付き合いのあった経営者の方で、こんな話をしている方がいました。

「弊社は値引きはしません。何故なら元々値引き要求をしてこない良いお客様への裏切り行為になるからです。」

この会社は別に特別な製品を売っているわけではありません。会社のスタンスとして堂々とお客様に説明する事で信頼を得ています。

こういった事は思っていてもなかなか言えません。でも、言ってみると意外とお客様は理解してくれるのです。