【続】いとしのジョージ・ハリスンのギター(ロッキー)制作記録⑤

実はロッキーを合計3本制作しました。


その中で3本目に制作したスクワイヤーベースのロッキーが一番出来が良かったので、こちらを自分用にして残りの2本は売却しました。新しいオーナー様、よろしくお願いいたします。
さて、気がついたことを今後のために書いておきます。

2本目のロッキーはメイプルネックです。

ここにスクワイヤーからピックアップを移植して仕上げました。出来はそこまでよくありません。
雨の日のラッカークリアを吹いたのですが、クリアが白く白濁してしまいました。これは湿気の影響です。ラッカークリアはあまりよくないですね・・・塗膜が柔らかい気がします。素人的にはウレタンクリアでガチガチに固めてしまったほうが扱いやすいです。

そして3本目はクリアの際に2液性のウレタン1本分を使い切りました。多分7〜8回の重ね塗りです。多分市販されているウレタンギターはもっと厚くウレタンクリアが吹いてありそうです。


厳密には裏側はソニックブルーなのですが、見えないのでこのままで。それと・・・表側のピックアップカバーの色を間違えました・・・。
微妙にピックアップカバーのサイズが異なるため、入れ替えができない。面倒なのでこのまま使います。と言うか多分誰もそんなことには気が付きませんし、多分そもそも興味すらない。

やはり3本も制作すると慣れますね。ヘッド裏のクリアの見切り方なんでもうセミプロです(笑)言われなければ気がつかない自然感です。

それと、前回はトップのクリアを剥いでから着色したのですが、大変すぎるので今回はやめました。そして知人の板金屋に聞いたところ、ヤスリで目荒らししてからサフを吹けば大丈夫だよ!と聞いたため、次回以降はそのようにする予定です。400番以下だとヤスリ目をサフで消せないのでそれよりは大きな番手で作業するようにアドバイスを受けました。

そいうことで・・・これからも完成度の高いロッキーを作るために試行錯誤を続けます。・・・フォトジェニック買いました。