
コロナ差別する人ってどんな人なの?
医療関係者の差別や、自粛警察、マスク警察、東京差別等が話題になっています。
ただ、こういった差別に実感がありません。
少し前に、福島差別がありましたね。
くまおさんは、東日本大震災の時に仕事のお客様が東北地方に沢山いたので、会社のバンに沢山の生活物資を積んで福島県に支援に行きました。震災発生後10日くらいだったと思います。
会社の指示だったので、くまおさんが偉いとか、そういう話ではありません。
サラリーマンとして仕事を全うしただけです。
ちなみに、当時の社長に「津波」か「放射能」のどちらかを選べと言われました。
まあ、放射能を選んだわけですが、今思えばなかなかのパワハラですね。
かなり原発の近くに販売代理店があったので、そういったエリアにも訪問しました。
感謝されましたし、暖かく現地の人から迎えてもらいました。
その後、奥さんのお姉さんが福島の方と結婚して、東京から現地に移住しました。
何だかんだで福島に縁があります。
当時福島の方はかなりデリケートでした。何も悪くないのに、ずいぶんと負い目を感じている様でした。
支援時に、福島北部の飯坂温泉に宿泊しました。その時に宿の方は東京ナンバーの僕らを見て、「こんな時期に福島に来てくださりありがとうございます。」と頭を下げられました。
そんな事は思わなくていいのに・・・と感じた記憶が残っています。
では、実際に我々は福島を人どの様に見ていたかというと、何とも思っていませんでした。これは、拍子抜けするくらい本当の話です。
少なくとも私の属していたコミュニティに関しては、福島差別を感じたことは一切ありませんでした。
確かに、原発の動向は気になっていましたが、それが福島住人と直接的に関係があるとは考えていませんでした。福島は実際にかなり広いですから、原発エリアと会津エリアは距離があります。
ちなみに、当時震災の影響を身近に感じているのは山梨、長野から東、北のエリアだけでした。
静岡に行くと、日常生活に変化は無く、遠いエリアの話だと認識していたようです。
これは阪神大震災時の東京の反応と似ていたのかもしれません。
ウォーターサーバーの販売をしていましたが、東日本エリアは特需でした。しかし、西日本エリアは売れ行きに影響はありませんでした。
そして、話を戻して、コロナ差別に関してです。
くまおさんは東京に住んでいます。
現在もくまおさんの属しているコミュニティで差別を感じた事はありません。
しかし、その温度感とは全くかけ離れたコロナ差別が報道やSNSにあふれています。
差別をする人の目を避ける為に、自分も差別側に回るといういじめられっ子いじめっ子の感覚と似たようなものがあります。
ビジネス上でのお付き合いでも、マスクをしてないと、実際の効果は別として「この時期にマスクしないことを周りからどう見られるかを、考えられないビジネススキルの低い人」という判断をされます。
本末転倒感、不毛感がすごいです。
コロナ差別、これって、本当なのでしょうか?
マスコミが作った空気なのではないでしょうか?
実際には、コロナ差別をする人の比率はかなり低いけれども、そういった人の声は大きいのでよく目立ち、実態よりも沢山存在しているように感じているだけでは無いのでしょうか?
テレビもコロナに関して悲観的な意見を述べない人は出演してはいけない空気になっています。
東京都知事選で「コロナは風邪」と発信している候補者がいますが、完全に馬鹿にされた扱いになっています。
一体、どういった人が、差別発言や行動をしているのでしょうか?
知人のお医者様が、7月初めに沖縄旅行に出発します。
地域医師会の会長さんですから、我々一般人よりも様々なコロナ情報に接していると思います。
そのお医者様が旅行に出かける、つまりそういう事です。
テレビに出てくる医療関係者は総じて悲観的です。
しかし、コロナ初期はもう少し反対意見も見られた気がします。
専門家の意見では、コロナとインフルエンザを比較する意見があります。それらはコロナ≧インフルエンザorコロナ=インフルエンザorコロナ≦インフルエンザという見解の様です。
多少の意見のずれはあれど、概ねインフルエンザ前後のリスクではないかという意見が多いそうです。
エボラ出血熱と同列で語る人はいないわけです。
いうなればサーズやマーズと同列で語る人もいません。
しかし、そういった意見は取り上げられませんね。
コロナ差別する人って本当にいるの?
自分の周りにいる?